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院長の美容コラム

ニキビ跡改善プログラム|院長の治療方針

診断から始まる、一人ひとりの肌に合わせたニキビ跡治療

「ニキビ跡を治したい」

当院には、このようなお悩みを抱えた患者様が数多く来院されます。

最近ではインターネットやSNSで情報を集め、「ポテンツァを受けたい」「トライフィルプロが気になっている」「キュアジェットを試してみたい」「サブシジョンを受けたい」など、ご希望の治療を決めて来院される方も少なくありません。

もちろん、患者様のご希望は大切にしています。

しかし、実際にお肌を診察すると、先に活動性ニキビを落ち着かせた方がよい場合や、赤み・色素沈着の治療を優先した方がよい場合もあります。

活動性ニキビが残っている方、炎症による赤みが強い方、色素沈着が目立つ方、クレーターだけが残っている方では、必要な治療も治療の順番も異なります。

だからこそ当院では、特定の施術を一律におすすめするのではなく、まず現在のお肌を丁寧に診断し、「今、何を優先して治療するべきか」を考えます。

必要な治療を、適切な順番で組み合わせる。

これが、当院の「ニキビ跡改善プログラム」の基本的な考え方です。

ニキビ跡改善プログラムの詳しい内容はこちら

ニキビ跡改善プログラムの治療の流れ

1.院長による診察・肌診断
皮脂量、活動性ニキビ、赤み、色素沈着、肝斑、クレーターを確認

2.活動性ニキビがある場合
イソトレチノイン・ポテンツァ・ピーリング・ホームケアなどで新しいニキビを抑える

3.赤み・色素沈着を整える
Vビーム Prima、内服治療、ホームケアなどを選択

4.クレーターの形状・深さ・癒着を治療
eCO2 Evolution 3D照射・トライフィルプロ・キュアジェット・サブシジョンを使い分ける

5.肌質改善・コラーゲン再生
肌状態に合わせて薬剤や肌育治療を組み合わせる

治療の開始地点や順番は、一人ひとりのお肌によって異なります。


他院で治療を受けても改善しなかった方が多く来院されます

当院に来院される方は、初めてニキビやニキビ跡の治療を受ける方ばかりではありません。

  • 一般皮膚科で何年も治療を続けているけれど、ニキビを繰り返している
  • 美容クリニックでレーザー治療を受けたけれど、思うように改善しなかった
  • ニキビは落ち着いたものの、赤みや色素沈着、クレーターが残っている
  • いろいろ調べたけれど、自分にどの治療が合っているのか分からない

このようなお悩みを抱え、「今度こそ改善したい」というお気持ちで来院される方が多いように感じます。

もちろん、保険診療で改善するニキビもたくさんあります。

一方で、炎症が強い重症ニキビや、治療を続けても繰り返すニキビ、赤み・色素沈着・クレーターが混在している場合には、複数の治療を組み合わせる必要があることもあります。

自費診療は決して安い治療ではありません。

だからこそ、治療を始める前に現在の状態を正しく診断し、なぜその治療が必要なのか、どのような順番で進めるのかをご説明したうえで、納得して治療を受けていただくことを大切にしています。

診察は、患者様が診察室へ入られた時から始まっています

ニキビ跡治療で重要なのは、どの施術を選ぶかだけではありません。

治療を始める前に、お肌の状態を正しく把握することが大切です。

診察では、まずお顔全体の状態を確認します。

  • 活動性の炎症性ニキビが残っていないか
  • 皮脂分泌が多くないか
  • 赤みや炎症がどの程度あるか
  • ニキビができやすい部位はどこか
  • クレーターの種類や深さはどうか

さらに、お顔だけではなく、髪の生え際や分け目の頭皮、フェイスライン、デコルテなども確認します。問診では、背中ニキビの有無についてもお聞きしています。

ニキビは、顔だけを診てすべてが分かるとは限りません。

頭皮やデコルテ、背中なども含めて確認することで、皮脂分泌や炎症の起こり方を総合的に判断します。

肌診断機で確認する主な項目

当院では肌診断機も使用し、目で見える症状だけではなく、現在のお肌の状態を多角的に確認します。

  • 皮脂量
  • 活動性ニキビの有無
  • ニキビの炎症の程度
  • クレーターの種類・深さ・範囲
  • 炎症性紅斑(ニキビ跡の赤み)
  • 炎症後色素沈着
  • 肝斑の有無

診察で総合的に確認していること

✓ 活動性ニキビ・炎症 ✓ 皮脂量・毛穴
✓ 赤み・色素沈着・肝斑 ✓ クレーターの形・深さ・癒着
✓ 髪の生え際・頭皮 ✓ フェイスライン・デコルテ
✓ 背中ニキビの有無 ✓ ご予算・ダウンタイム・生活予定

同じ「ニキビ跡」であっても、お肌の状態は一人ひとり違います。

診断が変われば、優先すべき治療や治療の順番も変わります。そのため私は、治療を始める前の診察と肌診断を大切にしています。

まずは「ニキビができにくい肌」をつくります

クレーターを早く治療したいというお気持ちは、よく分かります。

しかし、活動性ニキビが残っている場合には、先に新しいニキビができにくい肌づくりを優先することがあります。

新しいニキビができ続ければ、そのたびに新しいニキビ跡が増えてしまう可能性があるためです。

診察では、活動性ニキビのある患者様に「ニキビは、できるだけ早く治しましょう」とお伝えしています。

炎症を繰り返すほど皮膚へのダメージが蓄積し、将来的にクレーターや色素沈着として残る可能性があります。

クレーターになってから治療することもできますが、ニキビそのものの治療よりも、長い期間や複数回の施術が必要になることがあります。

できてしまったニキビ跡を改善することだけでなく、これから新しいニキビ跡をつくらないことも、ニキビ跡改善プログラムの大切な目的です。

活動性ニキビに対する主な治療

お肌の状態に応じて、次のような治療を組み合わせ、皮脂分泌や炎症をコントロールします。

学生の方など、できるだけ費用を抑えて治療を始めたい場合には、ピーリングやホームケアを中心に炎症を落ち着かせていくこともあります。

ピーリングを中心とした治療は、改善までに回数や期間が必要になることがあります。その点もご説明したうえで、ご予算やライフスタイルに合わせた無理のない治療計画をご提案します。

一見遠回りに思える治療が、結果として早い改善につながることも少なくありません。

赤みや色素沈着も、ニキビ跡治療の大切な一部です

ニキビ跡というと、クレーター状の凹みを思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし実際には、ニキビが治った後の赤みや茶色い色素沈着で悩まれている方も多くいらっしゃいます。

炎症性紅斑と呼ばれるニキビ跡の赤みが目立つ場合には、Vビーム Primaによる治療を検討します。

炎症後色素沈着や肝斑がある場合には、内服治療やホームケアを組み合わせながら、お肌全体の状態を整えていきます。

赤みや色素沈着が改善するだけでも、お肌全体の印象が大きく変わることがあります。

また、赤みや色素沈着の状態を確認し、お肌の土台を整えてからクレーター治療へ進むことで、よりよい結果につながる場合もあります。

クレーター治療は、一人ひとりに合わせて選択します

活動性ニキビや赤みが落ち着き、お肌の状態が整った段階で、クレーター治療を検討します。

一方、ご来院時に活動性ニキビがなく、クレーターだけがお悩みの場合には、診察のうえでクレーター治療から開始することもあります。

クレーターには、浅いもの、深いもの、細かいもの、広範囲に及ぶもの、皮下の癒着が強いものなど、さまざまな状態があります。

そのため当院では、一つの施術だけにこだわらず、お肌の状態に合わせて次の治療を使い分けています。

治療 主な適応 治療の特徴
eCO2 Evolution 3D照射 広範囲のクレーター、毛穴、肌質改善 複数の深さへ照射し、肌全体の再構築とコラーゲン再生を促す
トライフィルプロ 深いクレーター、ローリング型、癒着のある凹み 炭酸ガスによるサブシジョンで癒着へアプローチし、同時に薬剤を注入
キュアジェット 浅い・細かいクレーター、比較的狭い範囲、針が苦手な方 針を使わないサブシジョンで癒着を解除し、同時に薬剤を注入
医師によるサブシジョン 強く癒着した深いクレーター、他の治療で改善が乏しい凹み 医師が癒着を直接剥離する。腫れ・内出血などのダウンタイムを伴うことがある

治療は一つに固定しません。
クレーターの形、深さ、癒着の強さ、治療範囲、ダウンタイムのご希望に応じて、複数の治療を組み合わせることがあります。

eCO2 Evolution 3D照射が適している場合

eCO2 Evolution 3D照射は、クレーターや毛穴が広範囲にある場合や、肌全体の質感を改善したい場合に検討するフラクショナル炭酸ガスレーザー治療です。

当院では、クレーターの深さや肌質に合わせてチップ、照射深度、照射密度、エネルギー、重ね打ちなどを調整し、複数の深さへ立体的にアプローチします。

キュアジェット(コンタクトモード)が適している場合

  • ニキビ跡の凹みが比較的浅い
  • 細かいクレーターが多い
  • 治療範囲が比較的狭い
  • 針や痛みが苦手

キュアジェットは、高圧ジェットによるマイクロサブシジョンと薬剤導入を組み合わせる治療です。

トライフィルプロが適している場合

  • ニキビ跡の凹みが深い
  • クレーター状のニキビ跡が目立つ
  • 皮下の癒着へアプローチする必要がある
  • 癒着を解除しながら薬剤導入も行いたい

トライフィルプロは、炭酸ガスによるサブシジョンと薬剤導入を同時に行う治療です。従来のサブシジョンと比べて、ダウンタイムに配慮しながら癒着へアプローチできます。

医師によるサブシジョンが適している場合

  • 他の治療では十分に改善しなかった深いクレーター
  • 深く癒着した瘢痕や凹み
  • よりしっかりと癒着を剥離する必要がある場合

医師によるサブシジョンは、適応を見極めることで、症例によっては1回でも変化が期待できる治療です。

一方で、腫れや内出血などのダウンタイムを伴うことがあります。お仕事や学校、ご予定なども考慮しながら治療方法をご提案します。

3種類のサブシジョンを使い分けます

当院では、キュアジェット、トライフィルプロ、医師による従来のサブシジョンを、クレーターの深さや癒着の強さ、ダウンタイムのご希望に合わせて使い分けています。

症状によっては複数の方法を組み合わせる「おまかせサブシジョン」を行うことも可能です。

一度に複数の治療を組み合わせる方法だけでなく、お仕事や学校の都合に合わせて段階的に進める方法もご提案しています。

私がこだわっているのは「治療の組み合わせ」です

ニキビ跡治療では、一つの治療だけですべての症状を改善することが難しい場合があります。

同じ患者様でも、治療を進めるなかで、お肌の状態や次に優先すべき課題は変化します。

活動性ニキビが落ち着いたら、次は赤みの治療。

赤みが改善したら、クレーター治療。

癒着が解除されたら、次はレーザーによる肌全体の再構築や、薬剤を使ったコラーゲン再生。

このように、お肌の変化に合わせて治療内容を調整していきます。

お肌の変化に合わせて、治療も変えていきます

活動性ニキビ
皮脂・炎症を抑える
赤み・色素沈着
肌の土台を整える
癒着したクレーター
サブシジョンで解除
広範囲の肌質
レーザーで再構築
薬剤・肌育治療を追加
コラーゲン再生や肌質改善をサポート

診察では、患者様に次のようにお伝えしています。

回数はかかります。

その都度、適切な治療を行います。

毎回同じ施術を繰り返すのではなく、その時のお肌を診察し、今必要な治療を選択することが、結果としてよい改善につながると考えています。

治療目的に合わせて薬剤も選択します

ポテンツァトライフィルプロキュアジェットなどの施術では、お肌の状態や治療目的に応じて薬剤を組み合わせることがあります。

使用する薬剤や組み合わせは、すべての患者様で同じではありません。

クレーターの形状や深さ、皮下の癒着、肌質、赤み、皮脂量などを確認したうえで、その時に適した薬剤を選択します。

美容医療では、新しい機器や製剤が次々と登場します。当院でも新しい知見を取り入れながら、安全性や治療への適性を見極め、よりよいニキビ跡治療をご提供できるよう、治療内容を継続的に見直しています。

診断から施術まで、すべて院長が担当します

院長が診察
肌状態と優先順位を判断
院長が治療を設計
深さ・範囲・薬剤・順番を調整
院長が施術
診断内容をそのまま反映

毎回同じ医師が経過を確認し、その都度、治療内容を見直します。

当院では、ニキビ跡治療の診察から治療方針の決定、施術まで、すべて院長である私が担当しています。

毎回同じ医師が診察し、同じ医師が施術を行うことで、前回からのお肌の変化や治療に対する反応を継続して確認できます。

診察で得た情報をそのまま施術へ反映し、照射方法、治療範囲、治療の深さ、使用する薬剤、施術の組み合わせなどを細かく調整できることが、当院のニキビ跡治療の特長です。

「前回より赤みが落ち着いている」

「この部分はまだ癒着が残っている」

「今回はクレーターよりも活動性ニキビを優先した方がよい」

このような変化を毎回確認し、その都度治療内容を見直します。

一つの治療だけでは改善が難しい症例もあります

これまで診療した患者様のなかには、嚢胞性ニキビ、ケロイド、肥厚性瘢痕が混在し、痛みを伴っていた方もいらっしゃいました。

複数のクリニックで治療を受けても、十分に改善しなかった患者様です。

このような症例では、一つの治療だけですべてを改善することは困難です。

その都度お肌の状態を確認しながら、活動性ニキビへの治療、瘢痕に対する治療、ケナコルト注射、ボトックス注射など、必要な治療を組み合わせました。

治療には回数がかかりましたが、少しずつ症状が落ち着き、見た目だけでなく痛みも軽減していきました。

複雑なニキビ跡や瘢痕を改善するためには、「一つの施術」にこだわるのではなく、その時のお肌に必要な治療を積み重ねることが重要だと考えています。

院長から皆様へ

患者様の多くは、ご自身で治療について調べ、「この治療を受けたい」というご希望を持って来院されます。

私は、そのご希望を大切にしています。

そのうえで診察を行い、先に活動性ニキビを治療した方がよい場合や、赤み・色素沈着を優先した方がよい場合には、その理由をできるだけ分かりやすくご説明します。

「できるだけ早く改善したい」

「ダウンタイムを抑えたい」

「まずは予算の範囲内で始めたい」

治療に対するご希望や事情は、一人ひとり異なります。

早い改善を目指す方には、複数の治療を効果的な順番で行う治療計画をご提案します。

費用を抑えながら始めたい方には、ピーリングやホームケア、ご希望の施術なども含め、無理のない方法を一緒に考えます。

私が特別なことをしているとは思っていません。

ただ、ニキビやニキビ跡で悩んでいる方に、できるだけ早くよくなって、喜んでいただきたいと考えています。

そのために毎回お肌を診察し、その時に必要な治療をご提案しています。

ニキビ跡の改善には、回数や時間が必要になることがあります。

それでも、一回一回のお肌の変化を確認しながら治療を進めることで、少しずつ改善を目指すことができます。

まずは、現在のお肌がどのような状態なのかを知ることから始めてみませんか。

ニキビ跡で悩まれている方はもちろん、今まさにニキビを繰り返している方も、できるだけ早めにご相談ください。

お一人おひとりのお肌を丁寧に診察し、その方に合った治療をご提案します。

ニキビ跡改善プログラムについて詳しく知りたい方へ

当院のニキビ跡治療の全体像、治療の選び方、各施術の特徴については、ニキビ跡改善プログラムのページで詳しくご案内しています。

ニキビ跡改善プログラムのページを見る

ニキビ・ニキビ跡でお悩みの方へ

「どの治療を受ければよいのか分からない」という段階でも構いません。

現在のお肌の状態を確認し、活動性ニキビ、赤み、色素沈着、クレーターなど、お悩みの段階に合わせた治療をご提案します。

さくらビューティクリニック
院長

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